在宅輸血の成功事例 ～新たな看多機の可能性～

当施設では、このたび90歳女性の患者様に対して、在宅での輸血療法を実施し、無事成功いたしました。これは当社として初めての取り組みであり、地域における先駆的な事例となりました。

慢性腎不全により重度の貧血を呈していた患者様について、訪問診療医からの依頼を受け、在宅での輸血実施を決定いたしました。 ・クリニック医師 ・クリニック看護師 ・施設管理者 の3名体制で実施 ・●●血液センター供給課部長を招いての事前学習会実施 ・緊急時対応機器（アンビューバッグ、除細動器等）の準備 ・医師との密接な連携体制の構築 ・ご家族との事前説明・同意の取得 実施中に直面した輸液ラインのトラブルや不穏等の課題にも、医師との緊密な連携により適切に対応。2時間に渡る濃密な観察と即時対応で、安全に治療を完遂いたしました。