
令和7年4月9日(水)開催 運営推進会議議事録
2025.04.08
令和7年 第2回 運営推進会議次第
1、 日時: 令和 7年 4月 9日(水) 14:00~14:30
2、 場所: 看多機かえりえ楠
3、出席者
丹羽 様(利用者様ご家族)
和田 様(楠5丁目自治会長)
長谷部 様(民生委員)
伊藤 様(トーカイ福祉用具)
草野 様(北区西部いきいき支援センター分室)
通山 様(北区西部いきいき支援センター分室)
富岡 郁実(管理者)
後藤 千秋(計画作成者)
千田 昌宏(介護リーダー)
渋谷 友紀(介護リーダー)
ラピルヘイゼル(介護スタッフ)
4、 報告
① 参加者様紹介
② サービス実施報告
●ご利用者数
1 月:21名
2 月:17名
3 月:20名
●要介護度
要介護度1…2名 要介護度2…3名 要介護度3…7名
要介護度4…2名 要介護度5…7名
平均介護度:3.7
●依頼先
【問い合わせのあった機関】
▪総合上飯田第一病院(病院)▪名城病院(病院)▪北病院(病院)
▪西部医療センター(病院)▪AOI病院(病院)▪名鉄病院(病院)
▪名古屋医療センター(病院)▪北医療生協居宅▪ケア21上飯田▪やさしい手楠居宅
●医療処置
内服管理、嚥下機能評価と食事形態の調整、摘便・浣腸、在宅酸素管理、自己導尿の支援、
膀胱留置カテーテル管理、褥瘡処置、吸引、点滴、胃ろう、血糖測定、帰宅に伴う手技習得の指導
③ インシデント報告
〇爪切り時の事故
左半身軽度麻痺をお持ちの方で、指や手首の可動域制限がある方です。左手の爪切り介助時に目測を見誤り指先も切ってしまった。
〇是正
該当職員については再度爪切りの研修を行い、他職員に対しても爪切り介助の方法を再度確認させていただきました。
〇転倒事故
トイレ前に歩行器から手すりにつかまろうとした際に、上手く掴まれずバランスを崩してしまい転倒。
〇是正
数週間前から目の炎症による、視力の低下や視野狭窄が起こっている可能性があり、そのため目測を誤り手すりを上手く掴まることができなかったと思われます。ご本人様のトイレ内までの介助拒否や今までは自立できていたことからトイレ内介助はしていませんでしたが、トイレ内介助など介護方法の手順を修正して対応いたします。
④ 春バテについて
〇春バテに気を付けて
春バテとは、冬から春(初夏)にかけて季節の変わり目に起こる体調の変化です。精神的ストレスと自律神経のバランスがくずれてしまい、体の不調を感じるようになります。
特に初夏あたりになると春から新生活を始めた人や、新社会人が環境の変化によるストレスの限界を感じる時期です。そんな時期を「春バテ」としており、新社会人が退職しやすい時期とも言われています。
春バテの症状
春バテの症状は、倦怠感や疲労感、頭痛や肩こりがポピュラー。その他にも、ストレスにより気分が落ち込むなどのメンタル面での不調も症状としては目立ちます。季節の変わり目は、外気が大きく変化することや環境の変化によって体調不良を感じてしまうのです。
〇春に体調を崩す原因は自律神経の乱れ
<自律神経>
❶交感神経:活動時や昼に活性化。心拍数や血圧を上げて身体の活動量増加を促す。
❷副交感神経:安静時や夜間に活性化。心拍数や血圧を下げて身体を落ち着かせる。
高齢者が春に体調を崩してしまう大きな原因として、自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つがバランスを取りながら、心身の機能を上手く調整する役割を果たしています。しかしこの自律神経のバランスは加齢によって不安定になりやすく、さらに寒暖の差が激しい春(特に3月)は、2つの神経がバランスを取りづらくなるのです。その結果自律神経が乱れ、心身の機能が上手く働かず体調不良を引き起こしてしまいます。
〇高齢者が春に起こしやすい体調の変化
高齢者が春に起こしやすい体調の変化には、以下のようなものが挙げられます
■ 食欲がない■ 全身の倦怠感■ 睡眠不足■ 便秘や下痢
■ 耳鳴りやめまい■ むくみ■ 関節の痛み■ 発熱
〇高齢者が春を健康に過ごすポイント5つ
① 栄養バランスの取れた食事
② 適度な運動
③ ストレスの発散
④ 湯船にしっかり浸かる入浴
⑤ 睡眠時間の確保
●次回のご予定
看多機かえりえ楠 令和7年度第3回運営推進会議
6月中旬頃 14時からを予定