
2025年10月開催_運営推進会議_看多機かえりえ南佐津間
2025.10.23
運営推進会議 議題
事業者名 株式会社やさしい手
看多機かえりえ南佐津間
サービス種類 看護小規模多機能型居宅介護
開催日時 令和 7 年 10 月 21 日
開催場所 看多機かえりえ南佐津間(1階面談室)
■サービス実施報告
1.ご利用者の登録状況(現在)
登録定員:29名 通い定員:18名 泊り定員:9名
前月の登録数 23 名 ( 男性 3 名 女性 20 名 )
新規利用者 1 名 ( 居宅ケアマネジャーご紹介)
終了・中断者 3 名 ( 1名は居宅サービスに移行、2名は在宅お看取り)
今月の登録数 20 名 ( 男性 2 名 女性 19 名 )
平均介護度 2.95
お看取り事例
①80代男性 入浴目的で看多機利用。
自宅で脳出血を発症し、鼻腔栄養及びベッド上の生活となる。
キーパーソンが在宅生活を望み退院となったが、団地4階でエレベーター無し。
外出無しの前提で訪問診療、看多機訪問介護、看多機訪問看護で全面フォロー。
連日対応下で、8月に原因不明の発熱が続き、9月上旬にご逝去された。
ご家族のあたたかいケアのもとで、苦痛なく過ごされた点が評価される。
②90代女性 在宅看取り目的で看多機利用。
癌末期であり余命数カ月の状態だが、他者との交流を望まれて退院。
看多機に平日連泊体制となり、日中の談話やレクレーションを楽しまれた。
週末は娘様のケアを中心に自宅で過ごされたが、徐々に食思摂取量低下。
終盤は娘様が休暇を取り、在宅中心で過ごされていたが、9月上旬にご逝去された。
短期間利用事例
前月の新規利用者は、わずか10日間の利用。
退院後の在宅生活を希望されたため、ADLのアセスメントを目的として利用された。
患者は大柄な男性で威圧的な言動あり、それでも5日間の連泊対応でアセスメントを実施。
同時に在宅生活に必要なサービスを提案・調整し、居宅サービスに移行した。
自宅に直行することなく、看多機を経由したことで介護者(妻)の安心に繋がったケース。
2.活動状況報告
夏祭り(縁日レクリエーション、屋台風ランチ)
助け合い活動あさか(地域住民の健康相談と軽体操)
3.事故(ひやりはっと)報告
サービス穴あけによる内服忘れ1件
4.フィールドマーケティングの効果
未だ病床利用率は低く、積極的な退院支援は見えず。
患者(ご家族)の強い在宅要望がご相談となるケースに留まっている。
5.対策
営業活動により、重度案件を掘り出すことは可能だが、人員整備が滞っている。
人材確保に至るまでは、現状の運営を継続する。
6.参加者様からのご意見
参加者(6名)
鎌ヶ谷市社会福祉協議会、初富地域包括支援センター
小規模多機能介護レーベン鎌ケ谷、鎌ヶ谷市民生委員
やさしい手看多機松戸八柱支配人、南佐津間支配人
・介護の仕組みは理解が難しいので、元気なうちから学ぶ機会が必要。
・関係性を高めるために地域住民との接点を増やす必要があり、諸活動の活性化が大切。
・松戸では看多機10拠点、小多機10拠点あるが、鎌ケ谷ではそれぞれ1拠点。
・鎌ヶ谷市も地域密着の分野で頑張っていく必要がある。
・小多機でも利用相談は9月を機に増え始めた。
・人員不足の壁を破り、何とか積極的な受け入れ態勢を整えたい。
・受け入れ時の難点として、在宅のリハビリに対する理解が乏しい背景がある。
・病院やリハビリテーション病院と同等の期待を持つ方への説明・同意が難しい。
・今回の運営推進会議を、今後はもっと幅広く展開することで、横のつながりに期待できる。
*次回の開催予定:2025.12.16(10時)

















