
2024年12月 看多機かえりえ大橋運営推進会議議事録
2025.01.06
令和6年度 看多機かえりえ大橋運営推進会議議事録
1、日時:令和6年12月24日(火)14時~15時
2、場所:かえりえ大橋 + zoom開催
参加者:民生委員S様、民生委員W様、目黒区北部包括支援センターK様
目黒区中央包括支援センターA様、かえりえ大橋小河、濵﨑、原口
欠席連絡:目黒区東部包括支援センター、U様、A様家族、Y様家族、K様家族
3、次第
(1)利用状況
(2)ご利用事例について
(3)かかしプロジェクト参加のご報告
(4)かえりえ大橋の職員の状況
(5)11~12月事故等の発生について
(6)質疑応答
(7)次回の開催予定について
(1)利用状況のご報告
〇登録者数:11月末時点 20名 (男性6名 女性14名)
〇登録者数:12月23日時点 20名(男性7名 女性13名)
〇要介護度状況(12月23日時点)
要介護1:1名
要介護2:2名
要介護3:4名
要介護4:4名
要介護5:9名
※平均介護度:3.95
〇利用実績
11月
・訪問介護261回
・訪問看護20回
・通い352回
・泊り187回
〇11~12月頃のお受入れ先状況
・東京共済病院様
・目黒区社会福祉事業団東山ケアプランセンター様
・やさしい手学芸大学居宅介護支援事業所様
・目黒区大橋在宅介護支援センター様
〇11~12月頃でお受け入れ事例の主な疾患
・慢性腎不全、重症大動脈弁狭窄症、高血圧、慢性心房細動・・・
〇その他
1名在宅のケアマネジャー様にお戻しすることができました。
(2)ご利用事例について
◆ T様 (83歳) 女性
◆ 傷病名・既往
悪性リンパ腫
◎サービス前の状況
化学療法目的で入退院を繰り返しており、新型コロナに罹患後、体力低下。
胃の近くに転移が見つかり、放射線治療が開始。継続して入退院しながら
抗がん剤治療が必要であり、看多機を利用しながらいずれは自宅に戻れるよう支援
◎介入内容
・ご家族様が高齢で腰痛もある為、次の入院治療まで連泊にてサポート。
・体力向上のため、歩行器を使用した歩行練習やスクワット運動の補助実施。
・左腹部を中心とした疼痛の評価と対応。必要に応じて鎮痛剤の使用を検討。
◎介入結果
・連泊中に歩行訓練を経て、ADLの維持・向上が見られた。
・連泊後、一時的な入院治療後もご利用を継続し、退院後に自宅に戻らず、次の入院治療まで連泊することで繰り返す入退院による家族の負担軽減ができた。
体調が安定してからは自宅に退院し、元のケアマネジャーにお戻しすることができた。
(3)かかしプロジェクト参加のご報告
(4)かえりえ大橋の職員の状況(11月末時点及び12月以降の体制)
・看護師11名(兼務含む)
・介護職21人
・計画作成担当者1名
・支配人1名
〇内訳〇
・看護師(正社員7名、非常勤4名)
・介護職(正社員5名、非常勤16名)
11月より看護師が1名追加となりました。
(5)11~12月の事故等の発生について
①11月5日 転倒事故
夜間宿泊されている認知症のお客様のお部屋のセンサーマットの反応があり、夜勤者が伺うと転倒されている状態を発見。
②11月20日 ずり落ち(ヒヤリハット)
ベッドから車椅子への移乗する際、浅く座っていたために座りなおそうとするも一人で支えきれず車椅子からゆっくりずり落ちてしまう。
③11月25日 入浴中の床座り込み
浴槽から出た後、脱衣所に向かう際、急に足のこわばりがあり、歩行が困難となってしまい、移動介助も難しいため、安全の為、一旦床に腰をおろしていただく。
④12月12日 トイレ内での転倒
トイレ誘導後、トイレ内の様子を確認に伺ったところ、排泄後に呼び出しボタンを押されずにお一人で立ち上がられ、尻餅をつかれている状態を発見。
(6)質疑応答
・看多機の連泊についてどのくらい泊まれるものなのか知りたい。
⇒介護度がどれくらいで何回泊まれる等はルールがないですが、最大で29名登録した中で宿泊室が8室しかないため、なるべく必要な方で分配していきたいと考えております。その時の空き状況、お客様の状態や希望に応じて相談していきたいと考えております。
・かかしプロジェクトについて、利用者も参加できているので、とても良いと思いました。また利用者の事例があることで、具体的なイメージがつきやすいので分かりやすかった。
・看多機を利用できている方は恵まれているなと思いました。ヘルパーや家族などが居ない時間帯が心配な方が地域に多くいらっしゃる。
・在宅や施設以外でこのようなサービスがあることが初めて分かり勉強になりました。
(7)次回の開催予定について
・令和7年2月末を予定しております
・日時詳細決定次第改めてご案内致します。