
2025年1月31日(金)開催 運営推進会議 議事録
2025.01.31
第14回 運営推進会議議事録
1. 日時:令和7年1月31日(金) 14:00~14:30
2. 場所:看護小規模多機能 かえりえ成城
3、次第
① ご参加者様紹介
② 開所から現在に至るまで
③ 受け入れ事例
④ 今後の方針
① ご参加者紹介
ご利用者様 1名
ご利用者ご家族 1名
民選委員 1名
成城あんしんすこやかセンター 1名
看多機かえりえ成城 支配人
ケアマネジャー
介護主任
欠席:成城自治会(予定あり出席できず)
②開所から現在に至るまで
◇利用者数の推移
令和4年9月1日開所。
傾向:開所以来、登録者上限29名のところ25名前後は保てていたが、ここ数月間で著明な減少傾向。他施設へのご入居、ご入院、ご卒業、ご逝去が続いている。
ショートステイ利用希望者が多い。
平均介護度も低くなってきている。
◇利用者様数のご報告
11月: 21名(ショートステイ3名)
12月: 25名(ショートステイ6名)
要介護度(1月30日現在) 21名
要介護度1 4名 要介護度2 4名 要介護度3 2名
要介護度4 5名 要介護度5 5名
平均介護度:3.2 (11月 3.4 12月 3.3)
男性8名 女性12名
◇イベント 催し物
・毎月 利用者様の誕生日会
・12月 季節のイベント(クリスマス)
・カラオケ機器導入 合唱会や希望者には歌っていただいている
◇受け入れ事例
S様 84歳 レビー招待型認知症 パーキンソン症候群 うつ病 要介護3
令和5年5月より看多機利用 主に通所。独居。
朝お迎えし、夕方食後にお送り。翌朝のお迎えまで一人でベッド上外で過ごす。自力体位変換不可。
10月頃より臀部に褥瘡発生。皮膚科介入となり処置開始するが、著明な改善はみられなかった。
自宅での夜間の長時間臥床が問題と考えられ、ご家族の了承のもと改善がみられるまで看多機での連泊を開始することとなった。
看多機においては、指示の処置のほかに夜間の定時での体位変換、オムツ交換で陰部の清潔を保っている。
現在、まだ著明な改善はみられていないが、夜間自宅で過ごすことによる長時間臥床やオムツ交換ができないことによる患部の汚染は防げている。
また、二次的効果として、連泊を開始してから笑顔が増えてきたとご家族に喜ばれており、褥瘡の改善の有無にかかわらず可能な限り宿泊を続けてほしいと希望が出ている。
(看多機の機能上、本来の利用の仕方ではないが褥瘡処置が長期で必要と考えられることもあり、現段階ではご家族の希望通り対応中。ベッドの稼働状況により帰宅をお願いしている。)
◇地域とのつながり
地域の訪問診療医との連携強化
8月より、隔月で城内科との定期的な事例検討会を開始。
各回、特定の疾患に絞って看多機利用者と担当をしているケアマネジャーの事例を挙げている。
関りの中で困っていること、疑問に思っていること等について、普段時間をかけて話すことができない医師から助言をいただき、ご利用者やご家族に安心してもらえる看多機を目指している。
今後は、区内の居宅や訪問看護ステーション、看多機等の参加も募る予定。
◇ご依頼頂いている病院・居宅
・世田谷北部病院
・有隣病院
・至誠会第二病院
・あんしんすこやかセンター
傾向:ショートステイの依頼が多いが、ショートステイ枠減少のためお断りすることが多い。
自宅への退院困難な方、退院後直ぐにご自宅に帰るにはご家族が不安な方の受け入れが多い。
お看取り依頼もある。
④今後の方針
介護度の高い方を積極的に受け入れ介護者の負担を減らして介護度が高くても可能な限りご自宅で過ごせるよう地域社会に貢献したい。
地域とのかかわりを密にし、看多機の機能を周知して利用希望者を積極的に受け入れる。
また、看多機でのご利用の様子の写真を撮り、その様子をご家族様にご覧いただいている。
●その他
次回の運営推進会議は、3月中旬 14時~14時30分を予定。
ご本人様、ご家族様からの評価・要望
ご家族より、看多機利用開始前は一人でトイレ介助等が大変で身体を痛めてしまった。
今はそれがなくなり身体が楽になっている。このような場所があり助かっている。
地域の参加者様より
看多機利用により助かっている地域の住民がいらっしゃる。
今後、会議等でこのような施設があることをもっとアピールしたい。