「住み慣れた地域で、専門的な医療・介護サービスを受けながら暮らしたい」このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。 特に、パーキンソン病などの進行性の疾患をお持ちの方は、医療と介護の両面からのサポートが欠かせません。 今回紹介させていただくT様は、パーキンソン病と認知症を抱えながらも、医療と介護の連携により、穏やかな生活を送られている方です。 ご家族が遠方におられる中、24時間の見守りと専門的なケアにより、安心した暮らしを実現されている事例をご紹介させていただきます。
T様(79歳・女性) | |
主な病名 | パーキンソン病、認知症 |
医療処置 | ペースメーカー装着 |
要介護度 | 要介護3 |
家族構成 | 姪御様が主たる介護者(遠方在住) |
導入サービス | 訪問看護(医療保険)、訪問リハビリ、訪問診療 |
療養上の課題と目標
パーキンソン病による運動機能の低下や座位低血圧、認知症による見当識障害、さらに顎関節の脱臼しやすさなどの課題に対し、ADLの維持と安全な離床活動の継続を目標としています。そのため、1日3回の訪問看護による健康管理や関節可動域訓練、バイタルサイン管理、服薬管理、排泄ケアなど、包括的なサービスを提供しています。主治医からの情報
パーキンソン病による運動機能の低下や座位低血圧、認知症による見当識障害、さらに顎関節の脱臼しやすさなどの課題に対し、ADLの維持と安全な離床活動の継続を目標としています。そのため、1日3回の訪問看護による健康管理や関節可動域訓練、バイタルサイン管理、服薬管理、排泄ケアなど、包括的なサービスを提供しています。入居までの経緯
入院治療を終えられた後、24時間の見守りと医療・介護の継続的支援が必要と判断されました。ご家族が遠方におられることから、医療と介護の連携が充実している当サ高住への入居を選択されました。主治医からの情報
主治医からは、パーキンソン病の進行に伴う座位低血圧の出現リスクと、心不全があるため昇圧剤の使用に制限があることが指摘されています。また、認知症状に対する投薬管理の必要性についても情報提供を受けています。入居後の推移
入居初期は、座位低血圧による意識レベル低下のリスクや認知症状による不穏、興奮がみられ、ADLも要介助の状態でした。中期になると、医療と介護の連携により体調管理が安定し、顎関節脱臼への対応体制も確立されました。食事も見守りと一部介助で摂取できるようになりました。 現在は、日内変動はあるものの体調は概ね安定しており、穏やかに過ごされる時間が増えています。スタッフとの関係性も良好で、ご家族の意向を尊重した看取り支援の方針についても確認を行っています。今後の展望
医療・介護の多職種連携により、ご本人の状態に応じた柔軟な対応を行うことで、安心した生活を継続的に支援することができています。今後も、ご本人とご家族の意向に沿った支援を継続してまいります。やさしえ中津の安心ポイント
医療的管理が必要な方のご入居が可能 やさしえ中津では、医療的な管理が必要な方のご入居も可能です。病状に合わせて訪問診療や訪問看護サービスを利用できます。体調に異常が見られた際は、看護師が病院やクリニックに連絡し対応いたしますので、病状に不安がある方も安心してお過ごしいただけます。 居心地の良い住空間 プライバシーに配慮したバリアフリー設計のお部屋で、ご自宅と同じように生活していただけます。自由な時間を楽しみ、ご自分のペースでゆったりと。ご家族との時間を気兼ねなく過ごしていただけるので、ご入居様・ご家族様双方にご満足いただいております。 施設の入所を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。