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サービス付き高齢者向け住宅での自立生活支援事例

2025.06.17

ご利用者概要
Y.T様(83歳、男性)は、脳梗塞後の右片麻痺と軽度の言語障害があり、2年前にサービス付き高齢者向け住宅にご入居されました。元高校教師で、知的好奇心が旺盛な方です。現在も外部サービスを利用しながら、サ高住内外の活動に積極的に参加し、充実した生活を送られています。
支援開始時の状況
ご入居時は脳梗塞の回復期を終えたばかりで、右片麻痺による移動の不安定さと軽度の言語障害がありました。しかし、意欲は高く、リハビリに前向きに取り組む姿勢が見られました。
ADL状況 杖歩行可、入浴・更衣に一部介助必要
認知機能 正常(MMSE 28点)
社会性 積極的だが、言語障害に対する不安あり
健康状態 高血圧、脂質異常症で内服中
初期(1-6ヶ月):環境適応期
ご入居直後は新しい環境への適応を支援しました。特に生活動線の安全確保と基本的なサービス利用の定着を図りました。 提供サービス 見守り支援:転倒リスク評価と環境調整 生活相談:サービス利用調整と不安の傾聴 訪問介護:週3回の入浴介助、服薬確認 訪問リハビリ:週2回の機能訓練 環境調整 ・居室内の手すり設置と動線確保 ・緊急通報システムの使用方法指導 ・共用スペースへの移動経路の安全確認
中期(7-12ヶ月):活動拡大期
環境に慣れ、身体機能も向上してきたことから、活動範囲の拡大を支援しました。特に社会参加の機会を増やし、生きがいづくりを重視しました。 活動参加支援 サ高住内アクティビティ参加: 月曜~金曜:介護予防体操(運動機能維持) 水曜:読書会(元教師の経験を活かした司会担当) 金曜:映画鑑賞会(感想共有会の進行役) 外部デイサービス:週2回 書道、俳句など知的活動を中心としたプログラム参加 機能向上の成果 ・杖歩行の安定性向上 ・入浴の自立度向上(見守りレベルに改善) ・言語機能の改善(グループ活動での発言増加)
現在(2年目):自立生活確立期
現在は身体機能の維持・向上と社会参加の両立により、充実した生活を送られています。サービスを適切に活用しながら、自分らしい生活スタイルを確立されました。 現在の生活状況 訪問介護:週2回(見守り入浴と掃除支援) デイサービス:週2回 サ高住内活動:複数のプログラムに主体的参加 社会交流の広がり ・サ高住内での友人関係の構築 ・外部デイサービスでの交流関係 ・元同僚の訪問機会の増加 支援の成果
身体機能 杖歩行安定、ADLほぼ自立
社会参加 複数の活動に主体的に参加
生活満足度 「第二の人生が充実している」と発言
QOL向上 生きがいと役割の獲得
本事例では、サービス付き高齢者向け住宅において、適切な外部サービスの活用と住宅内アクティビティの参加により、ご利用者の自立した生活と社会参加を実現することができました。特に、ご本人の知的好奇心と社会性を活かした活動支援が効果的でした。
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