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第6回 運営推進会議議事録

2026.04.16

運営推進会議議事録 --- 1. 日時:令和8年4月16日(水) 15:00~16:00 2. 場所:看護小規模多機能 かえりえ荏田西 3. 出席者:参加者 ビオラ市ヶ尾地域ケアプラザ 地域包括支援センター  1名 荏田地区民生委員会  2名 利用者ご家族 看多機かえりえ荏田西  岩本嘉見磨(看多機かえりえ荏田西 支配人) --- 4. 次第 1. ご参加者様紹介 2. 前回会議指摘事項への対応報告 3. 運営状況説明 4. 新規事例紹介 5. 質疑応答 --- ◆前回会議指摘事項への対応報告 前回(第5回)会議にて課題と上げました服薬管理・情報連携に関する事故・クレームについて、以下の通り改善に取り組んでおります。 【改善取り組み状況】 1. 服薬管理ルールの徹底 - 服薬困難時の医師報告・確認ルールを再徹底 - 予防的対応の実施:服薬拒否が強い利用者様については、事前に主治医へ対応方法を確認し、記録に残す運用を開始 - 今期の状況:服薬不可の状況の可能性のある方については、事前に医師に確認を行っている。指示を受けていない利用者に関しての服薬スキップが必要な状況は発生していない。 2. 記録・情報共有体制の強化 - 医師指示・家族連絡内容の記録徹底を継続実施 - 新システム導入予定:令和8年5月よりやさしい手の情報共有システム「ひつじ」を導入 - 文字記録としてご家族とのやりとりが残りやすくなる仕組み - 情報の透明性・トレーサビリティの向上を図る 3. 今期の成果 - 事故報告:0件 - クレーム報告:0件 - ヒヤリハット(利用者様の立ち上がり動作等)は発生したものの、適切な見守り・対応により転倒事故には至らず → 前回の課題を真摯に受け止め、再発防止に向けた取り組みが着実に成果を上げております。 ---   ◆運営状況説明 ◇ご利用者数推移 | 月 | 利用者数 | 前月比(出入数)| |:---:|:---:|:---:| | 12月 | 17名 |-1(-3:+2)| | 1月 | 19名 | +2名(-2,+4) | | 2月 | 17名 | -2名 (-4,+2) | | 3月 | 18名 | +1名(0,+1) | 4月現時点:16名(-4,+2) --- ◇利用者様内訳(3月末時点) ■性別構成 - 男性:6名 - 女性:12名 ■平均介護度:4.1(前回3.9から+0.2) | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | |:---:|:---:|:---:|:---:|:---:| | 1名 | 1名 | 2名 | 6名 | 8名 | ■平均年齢:83.6歳 | 60歳~ | 70歳~ | 80歳~ | 90代~ | |:---:|:---:|:---:|:---:| | 1名 | 2名 | 12名 | 3名 | → 重度化傾向が続いており、医療ケア・看護対応の必要性が高い利用者様が中心となっております。 ---   ◇登録終了者(2、3月中):4名 | 終了理由 | 人数 | 詳細 | |:---|:---:|:---| | 施設入所 | 2名 | 初めから入所を前提としていた方だけでなく、本人のADL低下にともないご家族が入所を決められての終了がありました | 入院⇒ホスピス移行 | 1名 | 状態悪化での入院、病院からホスピス提案での移行 | 長期入院 | 1名 | 圧迫骨折での入院後、持病の悪化により転院し退院目途たたず | ご卒業(看取り) | 0名 | - | 【前回比較】 - 前回(1月~2月中):6名終了(施設入所1名、ご卒業5名) - 今回(2月中旬~4月中旬):4名終了 --- ◇【新規相談・問い合わせ状況】 ■相談件数:12件 ■主な相談・依頼元 - 医療機関:8件 - 横浜総合病院(2件) - 昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院 - 昭和医科大学横浜市北部病院 - 関東労災病院 - 江田記念病院 - 横浜市総合リハビリテーションセンター - 山本記念病院(居宅CM経由で医療機関連携) - 居宅介護支援事業所:2件 - 地域ケアプラザ:1件 - 美しが丘地域ケアプラザ - 介護老人保健施設:1件   ■相談内容の特徴 引き続き、すべての案件が看護系サービス(看多機・小多機・訪問看護)に関するものであり、医療機関からの退院調整に伴う在宅復帰支援が中心となっております。 - 医療ケア対応が必要なケース - 胃瘻管理、バルーンカテーテル管理 - 褥瘡処置、浮腫管理 - 緩和ケア対応(大動脈瘤、がん末期等) - 在宅復帰支援 - 脳血管疾患後(硬膜下血腫術後、脳梗塞後) - 骨折・転倒後のADL低下 - リハビリテーション継続による在宅復帰 - レスパイトケア・介護負担軽減 - 家族介護力の限界 - 認知症進行による独居困難 - 老健からの一時帰宅支援 ■利用開始につながった案件:2件 成功要因 - 医療機関との早期連携(退院前カンファレンス参加) - 居宅ケアマネージャーからの適切な評価(在宅復帰に看多機が最適との判断) - 家族への丁寧なサービス説明と段階的支援プランの提案 - 訪問診療・福祉用具事業所等との迅速な連携調整 ■利用開始につながらなかった主な理由(10件) | ロスト理由 | 件数 | |:---|:---:| | 施設入所・老健入所決定 | 4件 | | 介護度・利用条件不一致 | 2件 | | 家族意向変更・不安 | 3件 | | その他(ホスピス移行等) | 1件 | 主な要因 - 宿泊メイン利用希望と要介護度の不一致(要介護1~2での連泊希望等) - 老健・有料老人ホーム等への早期入所決定 - 家族の在宅介護不安の増大(特に認知症・医療ケア) - 病院側からの「在宅困難」との見解 - 本人の施設・サービス拒否 → 一方で、在宅復帰を強く希望されるご家族に対し、段階的支援プランを提案することで利用開始につながるケースもございました。 --- ◆新規事例紹介 【事例:N.K様(80代男性、要介護4)】 ~居宅ケアマネージャーと連携した在宅復帰への段階的支援~ ■相談経緯 港北区新横浜にある居宅介護支援事業所 Kケアマネージャーより相談 - 都筑区茅ケ崎南にお住まいの方 - もともと要支援1で在宅生活を送っていたが、自宅で転倒し救急搬送 - 12月に横浜新都市脳神経外科へ入院、1月に山本記念病院へ転院 - 入院中に発熱を繰り返し、ADLが段階的に低下(要介護4に認定) - 病院医師は「在宅は厳しい」との見解だったが、本人・奥様が強く在宅復帰を希望 ■利用者様の状態 - 体重約90kg、下肢浮腫が顕著 - 仙骨部褥瘡・右踵部褥瘡あり、医療処置が必要 - 食事摂取可能、認知症状は軽度 - 車椅子使用、移乗は本人の協力度次第で軽介助~2名介助の可能性 ■家族状況と課題 - 奥様:要支援2、体重約40kg、杖歩行のため身体介護困難 - 娘様2名:退院直後の2週間は交互に常駐予定だが、長期的には困難 - 医師・娘様も在宅継続は難しいと考えていたが、本人と奥様の在宅への要望が強い ■居宅ケアマネージャーの判断 Kケアマネージャーより、「在宅復帰のためには看多機が最も適している」とのご評価をいただき、当事業所にご相談いただきました。 理由 - 通い・訪問・宿泊を柔軟に組み合わせられる - 医療ケア(褥瘡処置・浮腫管理)に対応可能 - 段階的に在宅生活を試せる - 家族の介護負担を調整しながら支援できる   ■当事業所の対応 1. 退院前準備(3月9日~3月27日) - 3月11日:病院での退院カンファレンス・家屋調査参加、その際移乗介助について1名対応で可能を確認。 - 訪問診療(山本記念病院→タウン診療所)の調整 - 福祉用具(介護用リフト、低床ベッド等)の手配支援 - 3月18日:娘様2名への丁寧な説明・見学対応 2. 段階的支援プランの提案 医師・家族と連携し、「お試し在宅」としての利用を提案 奥様がどこまで行えるかの見極めを行いつつプランを変更していく 【第1段階】4月前半(退院直後) - 週2回の入浴目的通所からスタート - 奥様のデイサービス日程に合わせた柔軟な調整 【第2段階】4月後半 - 入浴日に加え、週4回程度の通所へ拡大し、宿泊追加の検討 - ADL・意欲の回復状況と奥様の介護力を評価 【第3段階】5月以降(目標) - できるだけご家族の負担の少ない形でのサービスプランを確定させる 3. リスク管理と代替案の準備 - 2名介助・リフト等が必要になった場合の対応を事前説明 - 在宅継続が困難な場合の施設入所検討も並行(家族了解済み) ■成果と学び 3月27日に無事退院、利用開始 - 退院前カンファレンスへの参加により、医療機関・居宅CM・訪問診療・福祉用具事業所との密な連携が実現 - 居宅ケアマネージャーから「在宅復帰に看多機が最適」と評価いただいたことで、スムーズな利用開始につながった - 段階的支援プランにより、本人・家族が無理なく在宅生活を試せる環境を構築 - 医師・家族が「在宅困難」と考えていたケースでも、看多機の柔軟な支援により在宅復帰の可能性を広げることができた ‐利用開始をされ、今後週で宿泊2回、通所1回でのプランでの継続をみこんでいる。 → 今後も医療機関・ご家族との連携を深め、在宅復帰を希望される方々への段階的支援を継続してまいります。 --- ◇【イベント・地域連携活動】 1. バレンタインデー地域交流イベント(2月14日開催) - 利用者様がラッピングしたお菓子を配布 - 近隣住民との交流を深める機会となりました 2. ゆめふるのイベントへの参加 同建物内の小規模多機能との連携を継続 → 地域との繋がりを大切にし、開かれた事業所運営を心がけております。 --- ◇事故・苦情報告 事故報告:0件 クレーム報告:0件 ヒヤリハット対応 - 利用者様の立ち上がり動作等のヒヤリハットは発生 - 適切な見守り・環境調整により転倒事故には至らず - 前回指摘事項の改善取り組みが功を奏しております → 引き続き、安全管理の徹底と予防的対応に努めてまいります。 ---   ◆質疑応答等 看多機の最大登録人数は何名か。 ⇒看護小規模多機能型居宅での最大登録人数としては29名、通所18名、宿泊9名だが 従業員の人数でも通所人数の法定人員があるため、通所人数の調整をしながらサービスを組む必要がある。 ・地域との交流をおこなっていることはよいと思う今後も続けてほしい。 --- ●その他 次回の運営推進会議は、令和8年6月18日(木)15:00~16:00を予定しております。 ---
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