2024年4月26日(金)開催 運営推進会議 議事録
2024.04.26
地域密着型サービス 運営推進会議
会議名称 第34回 看多機かえりえ八柱運営推進会議
■定例 □臨時 □その他( )
事業者名 株式会社やさしい手
事業所名 看護小規模多機能型居宅介護事業所 かえりえ八柱
サービス種類 看護小規模多機能型居宅介護
開催日時 令和6年4月26日(金)
開催場所 グランドマストやさしえ松戸八柱 (併設サ高住内)
ご出席者
今野 様(ご家族)、野村 様(ご家族)
吉田 様(日暮町会会長)
小沼 様、森山様(常盤平地域包括支援センター)
赤尾 様(明音色「ゆいまーる八ヶ崎」)
小林 様(明音色「ゆいまーる八ヶ崎」)
■運営状況の報告
1.ご利用者の登録状況(3月31日現在)
〇登録定員29名 登録者 26名(男6・女20)
2~3月:新規9名 終了10名
〇要介護度区分
介護度 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計
人数 1 3 6 5 11 26
区分変更中:0名
〇平均介護度(3.8)
〇3月の延べ利用回数
通い 392(1日平均12.6名)
訪問介護 526(316件は送迎時)
訪問看護 71(90)※( )は医療保険での訪問回数となります。
泊り 163
合計 1241
2.職員状況
介護職員(常勤):3名
介護職員(非常勤):12名
看護職員(常勤):7名
看護職員(非常勤):4名
計画作成者(介護職兼務):1名
管理者(看護職兼務):2名
3.活動状況
〇社内研修:3月 Eラーニングにて高齢者虐待防止、交通安全講習 受講
〇3月6日 医療創生大学:臨地実習協議会参加(藤原)
〇3月13日 明音色「ゆいまーる八ヶ崎」運営推進会議に参加(藤原)
〇4月5日 品質・虐待防止委員会/身体的拘束適正化委員会開催
〇4月8日 松戸市在宅ケア委員会参加(藤原)
〇4月11日 今年度の実習打ち合わせ(医療創生大学)
〇4月12日 松戸市小多機看多機連絡協議会役員会参加(藤原)
〇4月15日 松戸市在宅医療・介護連携支援センター主催 アウトリーチ事例検討会参加(2名参加)
〇4月16日 看護小規模多機能型居宅介護 さんしょう運営推進会議に参加(藤原)
4.新規ご利用者受け入れ状況報告
〇2月・3月は9名の新規ご利用者様をお迎えしました。7名はケアマネージャー様より、2名は病院様よりご紹介いただきました。
A様:担当CMよりご相談。尿路感染にて発熱することが時々あり、その都度、サービスが中止となってしまう。サービスが安定して受けられ、看護師もいる看多機をご希望される。
B様:担当CMよりご相談。元々独居であったが、病状の急激な進行により独居が厳しくなった。お看取とりもできる看多機への移行をご希望される。
C様:リハビリテーション病院よりご相談。元々独居であったが、入院を機に認知機能低下があり、介入のご依頼あり。
D様:ご家族より直接ご相談あり。元々、自宅にてご家族と生活されていたが、狭心症発作の薬を過剰に使用してしまうため、看多機での泊りをご希望される。
E様:担当CMよりご相談。元々、ご家族と自宅で生活されていたが、腰椎圧迫骨折を機にADLが低下。リハビリと介護介入を目的に看多機移行を希望される。
F様:担当CMよりご相談。病状悪化にてご入院されていたが、ご自宅でのお看取りを希望され、看多機に相談あり。
G様:病院のMSWよりご相談あり。退院するには厳しい状態であったが、ご家族より少しでも自宅で過ごさせてあげたいとの希望があり、看多機に依頼あり。
H様:担当CMよりご相談。ご自宅で生活されていたが、嚥下機能低下により徐々に食事が摂れなくなっていた。CVポート造設後から看多機移行となった。
I様:主介護者の夫が入院となったため、緊急ショートステイをご利用となった。
ご病気や怪我がきっかけで在宅生活が困難となり、担当されているケアマネ様から看多機への移行を相談されるケースが増えてきています。
病院の相談員様からの依頼では、退院前にカンファレンスを開催してくださる病院が増えてきており、退院後のスムーズな在宅への移行ができるようになってきています。
5.2月~3月の事故報告
転倒・転落事故 2件
(ベッドからの転落2件とも夜間帯の居室にて発生)
【状況】: 24時間点滴実施しており、寝たきり状態の方。物音がしたため訪室すると床に座りこんでいた。外傷はなく、看護師により全身観察・点滴ルートの確認を実施した。
【原因】:時折、足をベッドから下ろすような行動がみられていたため、訪室する頻度を増やすべきであった。
【対策】: 体位変換をしても左側臥位になることが多いため、ベッドの位置を変え、お部屋もスタッフいる場所から一番近いお部屋に移動した。また、巡視を強化した。
【状況】:緊急ショートステイをご利用となった方で、夕方お迎えにあがった。認知機能の低下もあり、やや不穏な様子であったため、ご家族が21時ごろまで面会されていた。ご家族が帰宅された後、お部屋から物音がしたため、訪室するとベッドサイドに倒れていた。
【原因】:急遽泊ることとなり、スタッフ全員に情報が共有できていなかった。泊り初日であり、精神面の変化も考えられるため、もっと注意すべきであった。
【対策】:緊急ショートステイを受ける際も身体状況や医療の情報等をしっかり収集する。またスタッフ全員に共有を徹底する。
6.今後の活動予定
〇5月17日 松戸市小多機看多機連絡協議会総会(藤原)
〇5月 事業所自己評価実施予定
〇6月28日 13時~ 運営推進会議開催
7.今後の課題について
〇介護・看護職員の不足
看多機ご利用者へのサービス向上のため、今後も採用活動は継続していく。
〇介護職員・看護職員への研修の実施
本社・看護師による研修を定期的に実施していく。
〇レクリエーション活動の実施・地域行事への参画
利用者様ごとに個別のレクリエーションを実施していく。
併設サ高住とも協力し、地域住民とのふれあいの機会を企画。
【評価・要望・助言】
今野様:いつも良くやってもらっています。引き続きよろしくお願いします。
野村様:会話ができなくなってきたので、意思疎通も難しいため、自宅ではなかなか介護できないので、今後もよろしくお願いします。また訪問診療医との連携もお願いします。
吉田様:今回初めて参加しました。今後ともよろしくお願いします。日暮町会の防災訓練や盆踊りなどやっていますので、協力してもらえたらありがたいです。
小沼様・森山様:引き続き、利用者の受け入れ等連携をお願いします。
小林様・赤尾様:明音色も看取りのケースが増えてきています。介護度も重くなってきており、サービス調整が難しい。
■次回開催について
令和6年6月28日(金)13時より開催予定となっております。