2024年6月28日(金)開催 運営推進会議 議事録
2024.06.28
地域密着型サービス 運営推進会議
会議名称 第35回 看多機かえりえ八柱運営推進会議
■定例 □臨時 □その他( )
事業者名 株式会社やさしい手
事業所名 看護小規模多機能型居宅介護事業所 かえりえ八柱
サービス種類 看護小規模多機能型居宅介護
開催日 令和6年6月28日(金)
開催場所 グランドマストやさしえ松戸八柱 (併設サ高住内)
ご出席者
ご利用者:平田 廣枝様
ご利用者:天野 栄子様
常盤平地域包括支援センター:森山 陽菜様
明音色「ゆいまーる」:小林 春代様
看多機サボテン:安達 二三恵様
看多機かえりえ八柱計画作成者:菅 香
看多機かえりえ八柱介護リーダー:奥窪 邦彬
ご欠席者 日暮町会会長:吉田様
■運営状況の報告
1.ご利用者の登録状況(5月31日現在)
〇登録定員29名 登録者 18名(男4・女16)
4~5月:新規2名 終了12名
〇平均介護度(3.8)
〇日常生活圏域
常盤平 11名 五香松飛台 1名 六実六高台 1名 東部 2名
馬橋 2名 明第2西 1
2.職員状況
介護職員(常勤):3名
介護職員(非常勤):12名
看護職員(常勤)5名
看護職員(非常勤):4名
計画作成者(介護職兼務):1名
管理者(看護職兼務):2名
3.活動状況
〇社内研修:4月 Eラーニングにて「交通安全講習」受講
5月 Eラーニングにて「介護職が行える医療的ケア」
〇5/8 明音色「ゆいまーる八ヶ崎」運営推進会議に参加
〇5/13 6/10 松戸市在宅ケア委員会参加(藤原)
〇5/16 松戸市介護サービス事業連合会参加(藤原)
〇5/17 松戸市小多機看多機連絡協議会総会参加(藤原)
〇5/29 看多機サボテン 運営推進会議に参加
〇6/14 セントケア看護小規模松戸 運営推進会議に参加
〇7月~ 非常勤介護士1名採用
4.新規ご利用者受け入れ状況報告
〇4月・5月は2名の新規ご利用者様をお迎えしました。2名は居宅のケアマネージャー様よりご紹介いただきました。
A様:担当CMよりご相談。慢性心不全・慢性腎不全にて訪問看護かえりえ八柱介入していた。徐々に下肢の浮腫が増悪し、水泡破れが多数発生し、訪看で毎日処置を実施することとなる。ADLの低下もみられるようになり、4階にお住まいだったが、階段昇降も厳しくなってきた。身体介護だけではなく、生活援助も必要となってきたため、看多機にて包括的にケアすることとなる。
B様:担当CMよりご相談。令和6年3月に食事摂取量低下と下痢よる低カリウム血症、脱水にてご入院。入院前はデイサービスをご利用されていたが、退院後、今まで通りの生活ができるか不安があり、看多機ご利用へ。退院後は1週間ほどの連泊から開始され、自宅でも介護できると判断してから泊りと通所の組み合わせに変更した。
5.4月~5月の事故報告
転倒1件
【状況】: 自宅にお送りした際に発生。玄関前の段差を車椅子で上がる際、バランスを崩して右側からゆっくりと転落してしまった。全介助にて車椅子に移乗し直し、自宅内に入ってから目視できる範囲の全身状態をご家族様(ご主人)と確認。赤みや出血は無く、ご本人も痛みの訴えは無かった。
【原因】: 車いすに乗ったまま玄関前の段差を上がる介助方法を取っており、車輪が段差に引っかかってバランスを崩してしまった。普段はご家族様と一緒に車椅子を持って介助しているが、この日はリウマチ持ちのご主人しかおらず、介護士一人で行ってしまった。
【対策】: あらかじめ連絡をとり、ご主人しかいない時は、介護士2人にて送迎をおこなう。
車いすへの移乗時の事故1件
【状況】:車いすへ移乗介助を行った際、フットレストに左下腿が接触し、出血してしまった。
【原因】:介助方法をスタッフ全員に周知できていなかった。
【対策】:皮膚が脆弱な上、拒否も強いため、以下を周知することとした。
①車いすに座っている時は、フットレストを外しておく。足を乗せる部分を上げるだけではなく、フットレスト自体を接触しないようにする。
②移乗時もフットレストを外しておく。また、可能な限り移乗は二人介助にて行い、車椅子やベッドなどに身体がぶつからないように注意する。
③皮膚が裂けやすくなっているため、同じ個所に圧がかかり続けないように観察しておく。車椅子上で硬いところに当たっている時は、クッションなどを間に挟んでおく。
6.今後の活動予定
〇7月8日 松戸市在宅ケア委員会参加
〇7月11日 認知症コーディネーターの会研修会参加
〇7月19日 小多機看多機連絡協議会定例会参加
〇8月25日 併設サ高住と合同の夏祭り企画中
〇8月30日 運営推進会議(やさしい手八柱定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業と合同開催)
〇8月31日 松戸市MSW連絡協議会主催研修会参加(小多機・看多機連絡協議会として)
7.今後の課題について
〇地域住民や医療機関、介護サービス事業者等へ看多機を知っていただけるよう活動していく。
地域行事への参加、協議会を通じた活動への参加、居宅や医療機関への挨拶回り等を積極的にしていく。
〇サービスの質の向上、職員一人一人のレベルアップを目指し、介護職員・看護職員への研修の実施していく。
【評価・要望・助言】
平田様(ご利用者)
看多機を利用しながら、家族旅行に行くことができたことが嬉しかった。
利用開始当初は、体調面が安定せず大変だったが、今は良くしてもらっています。
天野様(ご利用者)
(看多機利用前)ご飯を食べても下痢をしてしまい、体重が落ちてしまった。
今は、美味しくご飯を食べられています。
森山様
日暮町会会長さんとは連携できていますか。
⇒まだ連携できていないが、地域の方との交流の機会がもてるよう積極的に連携をお願いしていきたい。
小林様
職員の研修はどういったものをやっていきますか。
⇒会社全体では、事業所単体での研修を企画していく。看護から介護への研修を実施し、介護の足並みをそろえたい。また、外部研修にも積極的に参加させたい。
安達様
サボテンでは、地域のイベントに利用者が参加できる機会を作っている。そういった活動から看多機のアピールをしていきたい。
外国人技能実習生が増えてきている。事業所を超えて交流の場ができれば良い。
■次回開催について
令和6年8月30日(金)13時より開催予定となっております。